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 カネボウ化粧品・基盤技術研究所、および製品開発研究所は、2007年7月から、脳科学者・茂木 健一郎氏と共同で「『化粧・美×脳科学』プロジェクト」を立ち上げ、脳科学的なアプローチで「美の本質」や「化粧の本質」などについて研究してきた。今回、その研究成果の第1弾として、“素顔と化粧後で自分の顔に対する認知活動が変わる”という脳内現象を発見し、化粧が社会的コミュニケーションで有効に作用していることを示した。

 カネボウ化粧品では、化粧品を「単に美しさを表現するためだけのもの」ではなく、「女性本来の個性と美の可能性を引き出すもの」であると捉えており、心豊かで幸せな人生の実現に向け、化粧品を通じて多様な価値を提供し続けることを使命としているとのこと。

この化粧品の多様な価値を理解するためには、「脳科学」という人間の無意識な部分にアプローチできる新たな切り口で、「美の本質」「化粧の本質」を掘り下げて研究することが重要であると考えたという。こうしたことから、カネボウ化粧品では、化粧や美の本質的価値を見出すことを目的に、脳科学者・茂木 健一郎氏と共同で「『化粧・美×脳科学』プロジェクト」を立ち上げ、研究に着手したという。

 もともと人間の脳では、自分や他人の顔を見たときに無意識の内にも様々な認知活動が行なわれていることが知られているが、プロジェクトでは、研究の第1弾として、化粧によってこれらの認知活動にどのような変化が起こるかを明らかにすることが、「化粧の本質」に迫る1つの方法であると考えたという。

 今回の研究では、化粧後の脳活動の変化を検証するため、「自分の素顔」「自分の化粧顔」と、「他人の顔」を見た時のそれぞれの脳活動を、fMRI(機能的磁気共鳴映像法:functional Magnetic Resonance Image)で測定したという。緑の領域は自分の顔を見た時に特徴的に活動する部位、青の領域は他人の顔を見た時に特徴的に活動する部位とのこと。もともと、自分の顔を見た時と他人の顔を見比べた時とでは、活動する脳の領域が異なることが知られているが、今回の測定でも、同様の脳活動を確認したという。その上で、さらに今回の測定では、自分の顔の中でも自分の素顔と化粧顔を見た時にそれぞれ特徴的に活動する部位を確認したとのこと。

 右脳の紡錘状ぼうすいじょう回かい(fusiform gyrus)は、“ひと”の顔を認知する際に特徴的に活動する部位として知られていますが、この部分において、自分の化粧顔(赤)と他人の顔(青)を見た時で、同じような脳活動が確認されたという。同様の実験で自分の素顔を見た時には、自分の顔を認識するときに有意に活動する部位で脳活動が認められたという。

 以上のことから、自分の化粧顔を見ている時は、他人の顔を見ている時の脳活動に近く、自分の化粧顔を社会的に認知されたものとして客観的に捉えていることが新たにわかった。一方、自分の素顔については、化粧顔よりも素顔のほうが“より自分らしい”と認識していることもわかった。つまり、自分の化粧顔は自分が他人との社会的な関係を築く上での橋渡し的な役割を担うのに対し、自分の素顔は、自分自身を意識するときに重要な役割を果たすといえる。

 また、自分の素顔を見ると、脳の報酬系部位である尾状核びじょうかく(caudate nucleus)が活発化し、脳内でのドーパミン放出が示唆された。この尾状核という部位は報酬系の中でも何かの行為によって得られる報酬を期待して働くとされている。つまり、今回の実験では、自分の素顔を見た時に、化粧後の自分の姿が他人(もしくは社会的)に認められることを想像し、期待感や励み、意欲といった感情が湧き上がっていることが示唆された。化粧の効用は、魅力的な外見の提供だけではないという。化粧行為そのものが女性の内面をも豊かにし、社会的なコミュニケーションを形成していく上で大変重要な役割を担っているといえる。

 今回の研究成果から、化粧は、社会的なイメージづくり、他人との良好なコミュニケーションづくり、さらには本人に対する様々な感情的効果にも寄与していることが示唆された。また、化粧をする上で、毎日まず自分の素顔を見ることも、女性の心を豊かにしているのかもしれない。今後も共同研究の深耕を図り、化粧・美の本質的価値をさらに深掘りし、女性の気持ちを理解する研究を深めていく考え。

 なお、同研究成果を含む詳細を、脳・認知科学における世界最大の国際学会Society for Neuroscience(北米神経科学会)が11月15日~19日に米国・ワシントンDCで開催する「Neuroscience 2008」で発表する予定となっている。
(引用:ライブドアニュース)

2008.10.14 20:36 | 未分類 | トラックバック(-) | コメント(-) |
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